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オフィスの壁がモニターに!

クラウド側でデータの管理や処理を行えるようになり、それに伴って各デバイスの使い勝手が向上していくと、これまでネットワークや情報処理機能と縁がなかった機器や設備も、クラウドと連帯するようになっていくかもしれません。窓ガラス、壁、机、ドアのように、これまで画面も処理機能もなく、電源すら通っていなかった設備そのものが、ネットワークに繋がり、表示画面になったと想像してみてください。画面サイズの制約が取り払われ、非常に便利になります。オフィスの壁に投影機能や周囲の設備・機能とのワイヤレスでのデータ連帯機能を持たせておけば、残りの実質的な処理はすべてクラウド上ど行うことになります。
このように高度なユーザーインターフェイスを持つ設備型デバイスの数が多くなれば、ここからもう一つのクラウドが生まれてくる可能性があります。これらのデバイスはつねに使用されているとは限らないため、デバイスのアイドリング時に、それぞれから情報処理能力が集まれば「クラウド」をつくることができます。手が空いている機器の処理能力をかき集めて、別の処理に充てるということです。ここまでくると、本当の意味でのM2M(マシントゥマシン)、つまり機器間通信が必要になります。たとえば、個々のデバイスに個別のIPアドレス(ネットワーク上の「住所」にあたる識別番号)を持たせ、サーバー上から配信されるメッセージでそれぞれが協調動作するように環境を整える必要があります。そうすれば、それぞれのデバイスが持つリソースを最大限に有効活用することができるようになります。

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